中度歯周病の治療について
治療を左右するのは、セルフケア
中度歯周病は、お口の中の状態によって治療内容が大きく異なる、言わば「境目」です。軽度歯周病の治療は比較的簡単で費用も抑えられますが、重度の場合は外科手術が必要になるため、治療も難しくなり日数も費用もかかります。中度歯周病は、そのどちらになるかの分かれ道なのです。
お口の状態がどうなるのかは、ご自身の「セルフケア」次第。歯科医院で正しい処置を受け、なおかつご自宅での正しいブラッシングなどを継続することで、治療の負担を減らすことができます。
ご自身の大切な歯を守り、治療の大変さや費用をできる限り抑えたいという気持ちをしっかり持ち、正しいメンテナンスを心がけましょう。
軽度歯周病
軽度歯周病は、適切な治療を受ければ治療も簡単に済み、完治も可能な段階です。歯ぐきの充血や出血、かゆみなどの諸症状に注意し、早めに受診しましょう。
初期歯周病の治療である、「スケーリング」や「ルートプレーニング」、「レーザー治療」などについてご紹介します。
重度歯周病
重度歯周病になると、歯を支える顎の骨が溶け出し、歯自体がグラグラしてしまいます。一度溶けてしまった骨は、自然に再生することはもはや不可能です。よって、外科的に歯周組織の再生を誘導する治療が必要になります。
その治療法「GTR法」、「エムドゲイン法」についてご紹介します。